2009年2月2日月曜日

山口まり やっぱ、ポチ?

 欧米人のもっている偏見を確認・助長させて、偏見的欧米人に喜んでもらえるような記事や論文を書く現地人というのはどこにもいるものだ。

 どうも山口まり、なる記者もそれらしい。
 
 英語圏では、日本人の血液型性格判断について、こんなことやっているのは阿呆じゃないか、日本人は科学的知識がないんじゃないか、などという投稿などがあったのだが、この山口さんちのまりちゃんがそういったバカな偏見をもう一つ助長強化するがごとき記事を書いている。

In Japan, you are what your blood type is
 まあ、血液型占いや性格判断なるお遊びが日本で定着している、というのはよい。
 しかし、
Matchmaking agencies provide blood-type compatibility tests, and some companies make decisions about assignments based on employees' blood types.

Children at some kindergartens are divided up by blood type, and the women's softball team that won gold at the Beijing Olympics used the theory to customize each player's training.

Not all see the craze as harmless fun, and the Japanese now have a term, "bura-hara," meaning blood-type harassment.


 恋人探しで、血液型が使われるというのは、まあ、お遊びだから、あるかもしれない。


 しかし、血液型で従業員の仕事の種類を決めたりする会社だとか、血液型によって幼稚園のクラスを区分けするなどなど、仮にあったとしても例外中の例外だろう。

 「ブラハラ」なる言葉まである、という。おれは知らんかったが、ググると、あるらしい。
知恵袋
 しかし、知らん人も多い。


 とにかく、英語圏の記事にはこういうように、日本人でも知らんかったり、あるいは、日本でも例外だったり、マイナーだったり、お遊びのようなものを日本での主流・原則・真面目なものであるがごとく報道する場合が多い。

 この手の報道がオリエンタル・東洋人が幼稚で不条理な人間であるという欧米の偏見を助長し、またそうした偏見を満足させて喜ばせているだという自覚が全くない。

 英語圏のジャーナリズムにwackyな日本を紹介しなくては、記事として受け付けてもらえなかったり、出世できなかったりする風潮があるのだろう。

 日本のジャーナリストはかえって山口まりなる記者を取材してみたらどうだろうか?

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