アメリカ。少女期にレイプ被害にあって、最近になってようやく犯人が特定できたが時効の壁にあっている、という記事。
日本でも時効の趣旨については議論がああるところだが、海外の議論はどんな感じなんだろうか?
Statute of limitations・・・・ウィキには趣旨はないがブリタニカの方には、
Legislative act restricting the time within which legal proceedings may be brought, usually to a fixed period after the occurrence of the events that gave rise to the cause of action. Such statutes are enacted to protect persons against claims made after disputes have become stale, evidence has been lost, memories have faded, or witnesses have disappeared.
Encyclopedia
というように証拠関係の散逸が理由となっているようだ。
今日DNA鑑定など、過去(数十年前)の事件における物的証拠から正確な犯人特定が可能な技術が開発されるようになっている。殺人事件における時効の存在しない諸外国においては迷宮入りとされた事件が次々解明され、犯人検挙に結びついている現状がある。これに対し日本でも(殺人事件などの重大犯罪においても)時効が存在することに対し、その是非を問う世論が起こっている。
というように、類似の問題が問題にされており、実際、近くStatute of limitations to be reviewed魚拓見直されるかもしれない、という報道がある。
先進国などで社会的に問題になっているもの、というのは歴史的発展態様の違いにより違いもあるが、かなり共通するものが多いものだ。
一部在日外国人の方々も、そこらへんにも注目していただきたい。
祖国の制度・運用に関する無知
日本の制度・運用に関する無知
文化的差異に関する無知
を前提とした、
欧米中心・優越主義を前提とした発言が、欧米の馬鹿若者からインテリにまで一部見られるのは残念なことである。