韓国人元慰安婦、韓国政府と米軍を告発 ＮＹタイムズ紙
1月8日15時57分配信 産経新聞
米ニューヨークタイムズ（電子版）は８日、韓国の元慰安婦のグループが、１９６０年代から８０年代にわたって米兵との性的行為を強制されたとして、当時の政府指導者に謝罪と賠償を求めて告発したと報じた。このグループは組織的な慰安施設の設置に直接的に関与したとして、米軍と韓国政府をあわせて告発した。
同紙によると、元慰安婦のグループは朝鮮戦争後、韓国に駐留していた米軍の基地近くにあった慰安施設で米兵を相手にした売春を強要されたと証言。一帯では、米軍の憲兵隊と韓国当局者が施設を見回り、番号札を使って性病に感染したとみられる慰安婦を排除しており、性病が疑われた女性は警察当局が、窓に鉄格子がはまった「モンキーハウス」と呼ばれる施設に収容し、快復するまで治療が施された、と証言している。
同紙は、韓国の専門家が、当時の韓国政府は米軍の撤退を恐れており、それを防ぐために手段を選ばなかったと指摘しているとし「慰安施設には韓国政府と米軍の積極的な関与があった」とする別の専門家の談話を伝えた。魚拓
NYTJanuary 7, 2009
魚拓１魚拓２
というわけだが、多少原文とはニュアンスが違う。
While the women have made no claims that they were coerced into prostitution by South Korean or American officials during those years, they accuse successive Korean governments of hypocrisy in calling for reparations from Japan while refusing to take a hard look at South Korea’s own history.
原文では、強要された、という主張はしていない、と言っている。
また、
The women, who are seeking compensation and an apology, have compared themselves to the so-called comfort women who have won widespread public sympathy for being forced into prostitution by the Japanese during World War II. Whether prostitutes by choice, need or coercion, the women say, they were all victims of government policies
日本を引き合いにだし、強要されたか、必要に迫れてか、選択だったか、に関係なく政府の犠牲になったことは同じだ、といっている。
つまりだ、日本では、軍は強要して娼婦にした、というニュアンスがある。
しかし、ちょっと調べればわかるが、これは事実ではない。 comfort woman under Japanese rule(zero)
（１）軍は慰安婦の募集に関与した。
（２）官憲が韓国人慰安婦を連行したという証拠はない。
（３）民間のブローカーが詐欺・拉致まがいのことをして、慰安婦にさせたケースはある。
韓国の場合
（１）'政府が慰安婦を募集した。
（２）'軍人がレイプし、その後慰安婦にされたという、証言はある。
（３）'民間のブローカーが詐欺・拉致まがいのことを慰安婦にさせたケースはある。
というように日本と韓国で違いがあるわけではない。
そしてこれらのことは、日本語でも英語圏でもすでに明らかになっていたことだ。
ただ、韓国のインテリのほとんどが民族主義的な偽善者だったため、韓国の場合は自発的だったのだ、と強弁していただけだ。
さて、もちろん、韓国の元慰安婦たちに謝罪と賠償をすべきである、というのは当然である。
日本政府に謝罪と賠償を求めた英語圏のインテリ、そして、日本のフェミニストがどうでるか？
彼等が、韓国民族主義者の手先かそれとも、本当に女性被害者の救済を望んでいたのか、はっきりするというものである。
NYTの記者も、あえて日本の慰安婦制度との違いを暗示するなどは、無知か、あるいは、偽善か、あるいは、韓国民族主義の影響か、それはわからないが、これを記事にしたことだけは褒めておこう。
韓国米国政府は両政府の犠牲になった韓国慰安婦に謝罪と補償をせよ。
また、
日本のフェミニストはその経験から韓国慰安婦の救済を援助せよ
韓国慰安婦を韓国民族主義の犠牲にするな！
