2009年1月13日火曜日

different but not different

山羊viablack Tokyoテーマは異なる文化背景をもって育った人たちのインタビュー。
片親が外国人、あるいは、両親が韓国・朝鮮人の在日韓国人の大学生。
おもしろい。
ただ、一人を除いてみんな英語が下手なのだから、日本語でやった方がよかった。
それと、片親が外国出身の若者と、在日コリアンの若者を同じグループにするのはいかがなものか?

 日本国籍を持とうとはせず、国籍がないからスカラーシップを受けられないと不平を言いつつ、UKやフランスに留学している在日コリアン、というのも、らしい、といえば、らしい。

 インタビューアーのバイアスも感じないわけでもない。

 多重のアイデンティティの感じることや、多重の視点をもつ、ということだけなら、留学した経験や外国語の勉強をしたことのあるものなら誰もが多少は経験があるだろう。

 片親が外国人の場合、外見の違いによって日本人の態度が他の日本人と違ったりするところに、とまどいや苦悩がありそうだ。
 両親が朝鮮・韓国人の場合は、通名の場合は、本名を隠すこと、また、韓国朝鮮名で通したときの日本人の態度に不平があるようである。

 受け止め方に共通の何かを求めようとしているようだが、しかし、個人差も非常に大きい。
 私は、ハンガリー系アメリカ人の母親の娘二人のあり方はひょうひょうとしていてよかった。

 

 彼等の受け止め方や考え方に対して賛否はあるだろうが、しかし、ちょっとしたことで子供や若者たちのこころを傷つけることを回避できることもあることを知って、配慮すべきだ。


 いずれにせよ、外見が多少異なる人々に対する、これからの日本人のとるべき態度として、非常に参考になる。



なお、Bobby Ologun & his childreは、ボビーの可愛い子供のビデオが紹介されている。

また、http://video.google.com/videoplay?docid=-4382596206542688445
32分あたりで、髪の毛を染めると、逆に日本人ぽくなるという。アニメや若者のファッションが白人を真似ているという人がいるが、よく聞いておいて欲しい。