2009年1月24日土曜日

アンクルオバマの小屋?

"The newspaper is comparing Obama with Uncle Tom, a subservient slave," Ayeh said. "I'm sure Obama doesn't see himself like that. It transmits an image of black people as submissive, uneducated people, which is simply not true."spiegel

ドイツの左翼系新聞がオバマ大統領のホワイトハウスをアンクルオバマの小屋になぞらえて、ちょっとした議論があったらしい。
調べると、
公民権運動以降のアメリカの黒人の間ではこの作品に対する評価が否定的なものに変化している。現在、黒人の間で通常「アンクル・トム」は「白人に媚を売る黒人」「卑屈で白人に従順な黒人」という軽蔑的な形容を意味するアンクルトムの小屋

というわけで、左翼系新聞が人種差別的な意味で使ったんではないか?と言われている。

おいらも知らんかったなあ、アンクルトムの小屋にこんな解釈があるとは。


Although "Uncle Tom's Cabin" is well-known in Germany, ordinary Germans are not always aware of the controversy surrounding the book.

一般のドイツ人もこうした議論は知らないらしい。

ちょっとアフリカ系アメリカ人は意識過剰やないかなああ?


もっとも、このドイツの左翼系新聞、かつて、ポーランドの首相を

The Taz has even sparked diplomatic incidents with its irreverent approach. Its depiction in 2006 of the Kaczynski twins, who were then prime minister and president of Poland, as potatoes caused a tiff between Poland and Germany.


芋呼ばわりして、一騒動起こしたことがあるらしい。
Polish PM Prickled by "Spud" Slander

まあ、ここいらは難しい。
 昔、日本の小渕首相が、
ニューヨーク・タイムズには「冷めた ピザ」ほどの魅力しかないと形容された(後に、記者団にピザを配った事がある)小渕(wiki)

また、TIME紙に小渕氏本人が冷めたピザを配っている表紙がでたことがあった。

これをみたときは、小渕氏、なかなかやるなああ、と思ったものだ。