2009年1月24日土曜日

公用語

The United States does not have an official language at the federal level.
Thirty states, including Tennessee, and at least a dozen cities have declared English their official language, according to the ProEnglish advocacy group

BBC


Japan Probeなんかでも紹介していましたけど、テネシーのとある市で、公用語として英語以外を禁止する条例について、リフェレンダムにかけたがボツになった、ということです。
 提案された条例案がどうう感じだったんですかね?

 公用語Official language

国、州、国際的集団など、ある集団・共同体内の公の場において用いられることが認められている言語


 公的な場面で現実に使われる言語があり、
(1)公用語が複数の場合、
(2)公用語が単数の場合があり、
翻訳について
(あ)善意で翻訳される場合
(い)翻訳が要請される場合
(う)翻訳が禁止される場合
が考えられる。
 提案は、(2)(う)と考えらる。翻訳のコストなどを考えたのだろうが、これだと行き過ぎかも知れない。
 かといって、日本の場合、(1)や(2)(い)というのも極端だろう。


 国家にとって言語の統一というのは非常に重要で、国家の建設と統一語・標準語の教育・流通というのは平行してなされた、あるいはそういう場合が多い、といってよいでのではないか?

 複数の公用語があって国家が成り立たないわけではなかろうが、(い)までになると、国の安定性や統合性を効率性などが極めて損なわれる。

 有道ブログのなかの発言のように明らかに日本語ができず、それゆえ、日本社会の制度も理解できず、それゆえ、引きこもって、日本の制度や社会現象を理解できないで、母国語でぼやきながら、日本・日本人との日本語での交流も拒絶しならがら、日本・日本人に対する憎悪を煽りながら、反日意識を高めていくような集団が増殖するのは極めて危険である。

 どれだけ、どのように移民を受容していくにせよ、言語、あるいは言語教育の問題は移民問題の最重要問題の一つであろう。