2009年1月22日木曜日

人種ハラスメント


Moyo was the only black youth to travel to the former Nazi concentration camp in Poland earlier this month as part of Coventry's Youth Investment Project, an ongoing training scheme designed to counter behavioural problems among black as well as white youths. There are 10 youths involved, and three of them are black. On racial abuse issues - a major part of the project - they are far more likely to be victims than perpetrators.

None of the youths involved in the project has been convicted of any crimes, but they are from families where low educational attainment and antisocial behaviour have been identified, and children in some of these families are thought to be under racist influences.

Moyo's family have suffered some racial harassment It was just knocking on the door, calling us names and running away at first," he recalls. "But when we retaliated, the car windscreen was smashed. I've discovered that it's better to try to make friends."
Part of the thinking in the youth project is to encourage integration through familiarity with each other. In Moyo's case, it helps that he's good enough at football to have been selected for Coventry City's academy. But you only have to watch the easy interaction between himself and the other two boys to realise that he is fully accepted - by them, at least.
guardian Wednesday 21 January 2009


記事そのものは、若者にアウシュビッツ見学させることの教育効果についての記事ですけど、その中で
racial harrassment 人種的ハラスメントという言葉が目をひいた。

 黒人の子供で、その家族は人種的ハラスメントを受けることがあり、初めのうちはドアをノックして、悪口叩かれれ、逃げる、といった程度だったが、やり返したら、自動車を窓をぶっ壊された。で、仲良くなって方がいいと思った、と。

 で、白人の子供たちと互いに実際交流して親しみを増やすことで、統合を勧めようとして、こうして、白人黒人がいっしょに見学するツアーを組んでいると。

 で、そうすた交流を通じて、少なくともそうやって接触をした友人からは全面的に受け入れられた、と。


 セクシャルハラスメントという言葉はすでに日本語になっていますけど、このような人種的ハラスメントというのもある。

 Japan Probe でオバマ氏を真似て顔を黒塗りしている日本人の人たちの記事を掲載していますけど、これなど、悪意はないにせよ、人種ハラスメントになりかねない。

 つまり、白人や黒人がめちゃくちゃ黄色い化粧をして、麻生首相の真似をして、お笑いをしたり、あるいは、なにかの販売をしたとしたら、個人にもよるでしょうけど、不快に思うに日本人もいるかもしれないですねーーそれと同じです。

 よく外人の人が不快に思うのが、道で外人さんとであって「外人!!!外人!!」と驚かれる。これも人種ハラスメントと言えるのではないでしょうか?
 日本人が外国にいって、出会い頭、「おー、フォリナー!!!とか「おーイミグラント!!!!」とかいわれて驚かれることが何度もあったら、やっぱ、気分悪く思う日本人もいるのではないでしょうか?


 セクシャルハラスメントという言葉が流布して、以前に比べ、かなりこうしたことに対する意識は高まってきてはいると思いますけど、
セクシャルハラスメントと同様に、人種的ハラスメントということもあるのだ、ということも知り、またこの言葉ももっと流布させていいと思います。