Sex, drugs, booze, kidnapping – just another year in the most dangerous sport
記事自体は、チアリーダーにまつわるスキャンダルが蔓延している、という記事。この記事自体は問題ない。
そこに紹介されている事例の記事を比較してみておかしいんではないか、と思った。
で、日本のケースが紹介されている。
Bullied Japanese cheerleader killed himself
http://www.asiaone.com/News/AsiaOne%2BNews/Asia/Story/A1Story20071226-42565.html
http://s03.megalodon.jp/2009-0107-0627-57/www.asiaone.com/News/AsiaOne%2BNews/Asia/Story/A1Story20071226-42565.html
というわけで、日本の大学のチアリーダーチームで虐めが原因で自殺というわけだが、そこには、
Bullying has long bedevilled Japan from schoolyards to workplaces.
A government survey in November found 125,000 cases of bullying in elementary, middle and high schools in the year to March, but more cases are believed to go unreported. -- REUTERS
日本では、学校から職場まで虐めでながいことを苦しんでいる、と。そして統計を挙げている。
嘘だとはいわない。虐めはある。 それは問題である。苦労している人も多い。
しかし、
Did HS cheer squad go too far?
http://abclocal.go.com/ktrk/story?section=news/local&id=6295351
http://s04.megalodon.jp/2009-0107-0617-03/abclocal.go.com/ktrk/story?section=news/local&id=6295351
Cheerleaders Pummel Girl For 30 Minutes In 'Animalistic' Ambush Attack, Police Say
Sheriff: 'Shocking, I've Never Seen Anything Like It'
http://www.clickorlando.com/news/15817493/detail.html
http://s03.megalodon.jp/2009-0107-0621-18/www.clickorlando.com/news/15817493/detail.html
Marshall University Cheerleader Sues for Sexual Harassment
http://www.legalradar.com/2006/06/marshall-university-cheerleader-sues-for-sexual-harassment.html
http://s04.megalodon.jp/2009-0107-0622-50/www.legalradar.com/2006/06/marshall-university-cheerleader-sues-for-sexual-harassment.html
同じような虐めのケースでなんで、アメリカ文化、アメリカ社会の虐め体質に言及しないのか？
例えば、アメリカでは、学校で小中学校でいじめが横行して、調査では、過去３０日で８０％の中学生がいじめをしたことをみとめ、米国の調査では、３７％の労働者がいじめにあっている
とすれば、アメリカ社会は国内的には、いわずと知れた人種差別、そして、学校や職場での虐め、国際的には弱小国の虐め、海外特派員はこうして偏見、オリエンタリズムによる虐めを楽しんでいる、とでも書いたらどうか？
ーーいや、bedevilされている、でもいいが、かなり悪意を感じないか？
逆に何で自国についてはしないような一般化を日本に対してはするのか？
日本人が欧米に対して、「同じような問題を抱えているのだなああ」と思うところで、一部欧米人は日本人が他者、異人種、異教徒であることを前提に、自分らも同じ問題を抱えているにもかかわらず、日本人を、あるいは東洋人を特殊な存在者としかみないのだ。
日本の皆さん、海外特派員にはくれぐれも注意してください。インテリの面して、人種差別主義者かもしれませんよ。waiwaiの助平記事を書いていたのも海外特派員です。
もっとも、われわれ日本人もこうした事例から、他国に対する態度について反面教師にしなくてはならない。
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